[日本学術会議協力学術研究団体]茶屋四郎次郎記念学術学会

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巻頭言
著者:小田 憲三
日米高齢者保健福祉学会誌 第4号(2009.3)p1-2
2009年03月31日発行
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第4号目次
著者:小田 憲三
日米高齢者保健福祉学会誌 第4号
2009年03月31日発行
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第3号奥付
著者:小田 憲三
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)
2008年03月31日発行
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理学療法士養成臨床実習における障害のとらえ方について―平成18年度における名古屋医療福祉専門学校での現状―
著者:近藤 達也,奥地 伸城
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)p423-430
2008年03月31日発行
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理学療法士が対象とするのは身体障害である。この身体障害の状態を把握するために従来はInternational Classification of Impairments, Disabilities, and Handicaps(以下ICIDHとする)使用して障害を捉えていた。2001年5月にはInternational Classification of Functioning, Disability and Health( 以下ICFとする)が採択された。理学療法士の養成校でのカリキュラムに必須で臨床実習がある。この臨床実習には見学実習(2年次)、評価実習(3年次)、総合実習(4年次)の3種類あり、これらの臨床実習が終了後、症例報告会の時間を学内で設けて、学生達は症例報告会にて発表するためにレジュメと原稿を作成している。このレジュメにおいて殆どの学生が2001年に採択されたICFを試用するのではなくICIDHを使用している傾向があった。なぜ、ICFが採択されて5年も経過していること、社団法人 日本理学療法士協会においても推奨しているにもかかわらず、ICIDHを使用している臨床実習指導者が多いのか調査を行なった。
重度の爪かみ女児に対する遊戯療法の過程とそれに対する治療論的一考察―――失敗と成功から学ぶもの―――
著者:松坂 秀雄
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)p403-422
2008年03月31日発行
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外科受診までみられた重度の爪かみ女児に対する1年9ヶ月計44回の遊戯療法過程そのものの中で、次々と情緒の再発達過程がみられた事例を報告する。その過程の中で、主訴である爪かみの程度は一進一退で、はっきりした改善はみられないまま、実生活上のクライエントの社会適応及び情緒面の成長がみられたことに対して考察を加え、治療論としての治療者側の要因を検討した。
教師のストレスとソーシャル・サポート
著者:兵藤 啓子
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)p391-402
2008年03月31日発行
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教師のストレスに関する研究は近年目覚ましいものがあるが、一方で教育の現場の状況は一層困難さを増し、ストレスに悩まされる教師が後を絶たない。ストレスに有効な対処法についても数多く研究され論じられているが、多忙で閉塞状況の中にいる教師にあっては取り入れ難いものになっているのではないだろうか。このような中で筆者はストレス対処に関わる有効的なものとして「ソーシャル・サポート」に注目した。人として我々が存在する限り、誰もが持ち得るものだからである。本事例は、ストレス状況下にあってこの「ソーシャル・サポート」をたぐりよせながら支えにすることで、自らの道を歩く原動力にしたとも言えるものである。自らのカのみでは到底困難極まった状況を多様な「ソーシャル・サポート」を受けることによって、ストレスを軽減させ、状況の変化をももたらすことが可能であることを示唆している。
「家庭でできる簡単な運動」――運動嫌いの人のために――
著者:中川 正祥
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)p383-390
2008年03月31日発行
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わが国で運動習慣のある人は約30%とみられる。車社会の到来とともに、運動習慣のない人や肉体労働をしない人では体力や筋力が落ちてきている。これらの人々は歩くことさえ嫌い、体を動かす意欲が薄く国の運動推進施策にもなかなか応じようとしない。これらの人ではメタボリックシンドロームの課題を抱える率が高く、また悪化していく一方であろう。ここでは、家庭でできる5つのストレッチングと5つの筋力強化運動を組み合わせた「超簡単運動プログラム」を紹介する。これを家庭で気ままに行い、筋力をつけて運動の習慣づけをしてから初歩的な運動教室等へ出向くことを勧めるものである。
障害児の保育所入所時相談に関わって-30年の実践報告-
著者:千羽 喜代子,馬場 教子
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)p375-382
2008年03月31日発行
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1977年度から東京都東村山市公立保育所において施行された障害児保育に関し、その入所時相談に関わって現在に至っている。約30年にわたる実践を総括しながら、我が国における保育所等との連携を密にした地域ケアの一つの在り方を示すことを目的とした。対象及び研究方法:現在、公・私立保育所16園のうち、15園が障害幼児を受け入れている。障害児枠は、各園2名、加配保育者1名の体制であたっている。これまでの障害児枠に適用された幼児は、精神発達遅滞、広汎性発達障害、言語発達遅滞、親の問題による養育不全、身体問題(弱視など)である。これらの入所した障害児に対し、必要によって指導を入れているが、ルチーンとして1年後の指導にあたっている。結果の総括及び考察:「地域全体を子どもの発達・療育の場としていく」という視点のもとで、同市内の幼児相談室及びスタッフ全員と保育係を核(key station,key person)とした支援が進められ、関係諸機関との連携が実現した。平成14年~18年の5年間の措置障害幼児の約半数は通常学級に進学、残る半数は心障学級と養護学校にほぼ2分されている。
T福祉大学の学生の無気力傾向要因の実態と調査
著者:山本 良子
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)p357-373
2008年03月31日発行
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筆者は大学や学生相談をしながら、最近の学生の特徴として無気力傾向に着目してきた。本研究は、学生の無気力傾向の問題意識をとらえて、学生の無気力傾向の調査し、その実態を把握することを目的としている。対象学生484名に質問紙による調査を行った。その結果、「無気力傾向の高い学生は、自我同一性が確立していない」や「ソウシャル・サポートが必要である」や「無気力傾向の高い学生は、学校適応が苦手である」や「無気力傾向の高い学生は、親子関係が希薄である」や「無気力傾向の高い学生は、アタッチメント経験が少ない」などが示唆された。
高齢者の睡眠障害
著者:森 純子
日米高齢者保健福祉学会誌 第3号(2008.3)p341-355
2008年03月31日発行
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睡眠は高齢者の健康の基礎となるものだが、他の病気と比べるとあまり重要視されていない。本文では、睡眠障害が高齢者の中で広がっていることや、その影響について説明する。健全な生活をおくるために睡眠は重要であり、睡眠障害を持つ高齢者はうつ状態、注意力・記憶力の低下、日中の眠気などが見られ、その結果、転倒しやすくなったり様々な病気を抱えることになる。睡眠障害は加齢に伴うあたりまえのこととしてとらえず、正しい対処で治療が可能であることを明らかする。
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